個展開催までの カウントダウン 40日間 カウントダウンまでにしたこと

個展開催までの カウントダウン 40日間

絵は観るだけが好きだった私が、個展を開催するまでの奮闘記

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カウントダウンまでにしたこと⑤

~ たくさんのみなさまにお越しいただくために ~

 5年前の個展は、広報に限定があった。

 旧精華小学校幼稚舎は、無料で使用させていただけるがゆえに条件があり、

 申請をしてから使用許可をいただけるまでいろんなハードルがあるのだが、

 当日たまたまお越しいただく場合を除き、あくまで「中村と縁のある方々」対象でと

 いうのが最終の条件だった。

  したがって広報は弔問に来ていただいた方々中心へのDMと学校関係にお知らせ

 頂くに留まり、幅広い広報はできなかった。

 
 今回はそんな制限は一切ない。


 以下が今回いまのところ私が調べて実行した、あるいは実行しようととしている広報のすべて


  1) レセプションパーティのご案内状(深いご縁のある方々へ 約80件 返信ハガキつきDMにて)

  2) 前回のリストを元にチラシを入れたDM (約500件 メール便にて)

  3) チラシ設置依頼

     中之島4117・中央公会堂へチラシ設置依頼

     その他知人・学校関係や行きつけのお店にチラシ配布と設置依頼

  4) ネット広告

    ○ デザインミーツ
    ○ 関西アートストリーム
    ○ アートソウル       以上3件までは無料掲載
   
    ○ ストリートアートナビ   ¥5,000

     ネット広告&紙面  

    ○ ギャラリーガイドブック  ¥52,500

     最後は予算的にかなり悩んだけど、私が個人では置けないような

     美術館や劇場、ホテルにも置いていただけるのが魅力で・・・

  5) 新聞社・TV局へ個展広報依頼のダメもとDM

   
  6) ブログ・ツイッターでのご案内


   今回が多分私のできる最後の個展の機会

   できるだけたくさんの方々にお越しいただくよう最善を尽くしたかった。

   
   目標来場数 500名!! 

   強気すぎかしら。。。 

   でも、前回400名近くのご来場だったので、それを下回る目標というわけにいかないし・・・

   まあ、気合はそれぐらいで 

   そして明日でカウントダウン40日がいよいよスタート   
 

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カウントダウンまでにしたこと④

~会場レイアウト~

 あくまで素人の私見だけれど、中村の絵は、どうも画廊は似合わない気がする。

 レトロな洋風建築の中で、一同展示してこそ良さがわかっていただける気がするのだ。

 
 したがって展示会場は限られ、まるで舞台美術のような大がかりな内容になってしまうのが

 中村佳文展の特徴だ。 


 前回の個展会場は、難波のど真ん中に位置する、昭和4年建築の昭和レトロな雰囲気漂う

 旧精華小学幼稚舎


 今回も大正時代の貴婦人たちが社交場として使用した集会室 小集会室

 箱借りだ。

 絵をかけるパネルが設置されているギャラリーではないので、レイアウトの図面を引き、設置方法も

 含めて考えていかなければならない。

 ただ、前回と決定的に違うのは、使用にあたっての制限だ。
 
 広報に制限がかからない代わりに、以下の条件を提示された。

  ● 集会室内の会議用机30台とイス150脚は集会室外に出してはならない。

  ● 会場の壁などに、絵を立てかけてはならない。


 さすが重要文化財・・・

 キビシイ。。。


 この机とイスがかなりジャマだ。

 むきだしに置くわけにもいかず、目隠し用にパネルを借りなければいけなくなりそうだ。


 前回は大きいサイズの絵はバンバン壁に立てかけていたのに、それがNGとなると代替の


 方法も考えなければならない。

 
 今回仕込みは朝9時から17時の8時間。


 夜は18時半から中村と親交のあった方々中心にお招きして、レセプションパーティを企画している。
 
 
 ああでもないこうでもないと当日悩む余裕はないということだ。


 かなりのプレッシャー・・・


 とりあえず前にもお願いした友人Iちゃんが働いている舞台美術も手がける会社の社長


 さんに、事情を説明した。


 せっかく大正レトロな雰囲気ある会場なので、パネルは通常のレンタルのものはあまり

 使いたくなかった。

 
 いろいろ私の希望を伝えて、まずは会場レイアウトの図面を描いていただくことにした。

 
 お約束通り、図面は5月下旬に送られてきた。

 
 ここから、ちゃんとレイアウトを細かく決めてどの絵をどういう風に置いててゆくか考えて

 ゆかなければならない。

 
 前途多難・・・

 
 果たしてご来場いただく方々に喜んでいただける内容の個展ができるのだろうか?



 カウントダウン40日目前

 
 詳細な絵のレイアウトはまだ何も決まっておらず、不安と焦りだけが心にずっしり


 のしかかっていた。  

 

 

カウントダウンまでにしたこと③チラシの作成

~チラシのできるまで~

5年前の個展のタイトルは 

 中村 佳文 展「MONOづくりを求めて」 ~ NAKAMURA WORLD のすべて ~
 旧チラシ小


 絵画展だけでなく、彼の美術の授業の作品も展示して、幅広いジャンルの内容にした。  


今回は・・・

 なぜか私の頭の中に浮かぶ単語は 「Deja-vu デジャブ」

 少し本来の意味と違うかもしれないが、彼の存在した空間に身をおきたい。

 そんな想いが強かったかもしれない。

 最初つけた副題は「Deja-vu 記憶の奥から」だったが、画集作成の折に

 お世話になった画家の先生にご提案いただき、

 「Deja-vu 記憶の残照」に決めた。


  表面の絵は自宅リビングに飾っている大好きな絵を♪

  
  たくさんの方々にご興味をもっていただけるようにというアドバイスも頂き、裏面はお勧めの絵

  をオンパレードにしてみた。

  もちろん絵心のない私にデザインができるわけもなく、友人にグラフィックデザイナーの方をご紹介

  いただいて、私の今回の個展のイメージを伝え、彼の作品をたくさん観ていただいた。


  できた作品が

   
A4_Omote140.jpg

A4_Ura140.jpg

  とてもステキな仕上がりになっていて、出来上がったチラシがいとおしかった。
 
  「早くみなさんに配らなきゃ!」 

  あちらこちらにチラシ送りながら、遠くでカウントダウンの音が聞こえた気がした。。。

 
   ちょうど6月11日 

  
  個展までいよいよ2ケ月を切った日のことだった。
 

カウントダウンまでにしたこと②持つべきものは・・・

~個展のブレーンが決まるまで~

悲しいことに私には、何の才能もなさそうだ。


けれど、ただひとつ誇れるのは、素晴らしい友人に恵まれていることかもしれない。


中村と私は演劇が縁だった。


20年以上前のその頃の演劇仲間が、今回のようないざという時の強力な支えだ。


私の心のつっかえ棒?


今回の遺作展開催に向けて、真っ先に協力を要請したのも、やっぱり彼らだった。


私のかけがえない宝物。。。



プラス中村の教師時代の友人・知人の方々



私の唐突な招集に、お忙しいだろうにみんなが快諾してくれた。


個展に向けてなくてはならない、段取り一切の総詰め役、Mちゃん


会場設営全般をお任せする会社スタッフでもあるIちゃん


学校関係の広報担当H先生


ご指南役のT先生


当日の会場設営のヘルプ Nさん、Yさん、横須賀からわざわざ来てくれるNちゃん



役者はそろったって感じ?



こうして、中村佳文遺作展2011年のブレーンが決まった。



個展開催3ケ月前、2011年4月末のことだった。

カウントダウンまでにしたこと①会場決定

~中之島公会堂予約まで~

1周忌の年に行なった個展会場は旧精華小学校幼稚舎

精華小学校



彼も彼の父親も卒業し、夏にはジャズフェステバルで彼と幾度か訪れたところ…

彼が誇らしげにその地を語っていたことから、私は会場に悩むことはなかった。


そして今回

旧精華小学校は閉館されてしまう為、残る候補はただひとつしか思い浮かばなかった。



中之島・大阪市中央公会堂
大阪市中央公会堂


大正レトロな建物が大好きな彼は、イベントがある度に地下のステキなレストラン
img_seat.jpg

もセットでよく訪れたものだ。




前回同様、会場は何の迷いもなく私の心の中では決まっていた。


「もし中之島公会堂が個展会場として取れなかったら、今回の個展はあきらめよう」


他の会場もいろいろ検討してみたが、やっぱり他には考えられなかったから…

調べると会場予約は1年前

抽選で決まるとのことだった。

くじ運のいい私ではない。

何かいいものが当たったことは長い人生の中とんと覚えがない。

抽選と聞いてかなりテンションが下がった。

公会堂は当然市の行事が優先されるため、私が会社を連続で休むことのできる8月の中で連続で

予約可能な日程はひとつに限られていた。

たくさんの方々にお越しいただくには土日は外せない。


「8月10日~14日の間でせめて4日間確保できれば・・・」


まずは平日からといざ抽選会場(ただの事務所だが)へ向かったけど誰も抽選相手はおらず、

拍子抜けで平日は予約できた。


それじゃあ土曜日も私だけかもなんて楽観的に抽選時刻9時前に公会堂地下の事務所前に着いて

ビックリ!!!

抽選待ちの人たちがざっと20名近く。

「絶対ムリ…」

諦めの気持ちでいっぱいになったその時、抽選のガラガラを持った職員の女性が重々しく登場した。。ガラガラ



しかも抽選方法はもったい度がやたら高く、まず抽選を引く順番を抽選するとのこと

たしか3番目ぐらいに名前を呼ばれてガラガラを回すと、ポトンと出てきた玉の番号は①

ただし、所詮抽選の順番

全然嬉しくはなかった。


抽選相手のみなさまは、主に結婚式のイベント会社の方々や社交ダンスの団体らしく、個人は

私だけのようだった。


私が取りたいのは3F小集会室ただ1室   
小集会室


でも結婚式の方々は中・小他数室を予約するようなので競争率はあがってしまうらしい。


「私は、まだ結婚式をあげる人も決めていないあなた方と違って、もう一生ないかもしれない機会

なのに…」


な~んて自分勝手な事情を心の中で叫びながら、完全にあきらめ気分で再びガラガラを回した。


その時の情景はいまでもはっきり覚えている。


ガラガラの穴からでてきた白い玉はまたも

おめでとうございます! ○○さま、1番です!


おそらく人生初めてくじ運に恵まれたかも


「よしさん、そんなに個展して欲しかったの?」


そうとしか思えないまさかの会場確保だった。


こうして、中村佳文遺作展の開催は決定した。


2010年8月


猛暑の夏のことだった…



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